こんにちは。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
先日、保護者の立場からお答えくださったKさまから更に詳しいお話をうかがいました。実は、お嬢さまが2人いらっしゃいます。
お2人ともそれぞれ希望された海外の大学へ進学された後、ご自身の決めた道をしなやかに歩まれています。
今回はご長女のストーリーをご紹介させていただきますね。
子どもは小学生に入る前から英語を学んでいました。
小4の時にアメリカ東海岸の都市で現地校に通い、アメリカ人の子どもたちと一緒に学びました。
かなり良い経験をしたようです。
中高は首都圏私立一貫校。
英語教育で有名でかなり高い英語力を身につけましたが、理系志望だったので理数にも力を入れました。
大学は当初は日本の大学でしたが、色々あり、高3の秋にアメリカの大学も調べ始めました。
多くのアメリカの大学が色々試験を受けなければ、出願できないことがわかったので留学会社の正規アメリカ大学留学プログラムを利用することを検討。
説明会にも出席するなど情報収集しました。
もともと学力はあったので、一番の問題は高い学費を4年間払い続けることができるかという点でした。
理系は大学院まで行くのが普通なので、大学院まで視野に入れて検討しました。
本人は中西部にある研究型州立大学では生化学、数学など理系専攻で、一部の高学力学生が対象のオナーズプログラムに入り、より高いレベルの授業を一年目から受けていて、三年次から教授の研究室に所属して研究助手をしていた記憶があります。
四年次での進路の検討は当然大学院進学。
最初よくわからなくて、アメリカの修士と博士の両方を検討していましたが、アメリカでは学士を終えた優秀な学生は修士ではなくいきなり博士課程に進むのが普通なので、自然に博士課程進学を考えるように。
学部では成績が良く、英語力もさらに伸び、研究活動もしていたので、複数の研究型総合大学の大学院に出願。
縁あって、東海岸の一流州立大学の大学院に入ることになりました。
大学院からは、数万ドルかかる授業料プラス生活費、健康保険料分のスカラーシップをもらいました。
大学院で6年間研究活動に取り組み、博士号を取得。
今は全米トップクラスの医学薬学系研究機関で研究をしており、6年目です。